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生産支援グループ 生産管理課 上野 悦子 (2004年入社)

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鹿児島県霧島市出身/鹿児島ホテル短期大学校卒

入社以来、生産管理の仕事を担当。本社から寄せられる発注に合わせ、製品の生産計画を立案し、必要数と納期を考慮して、現場に指示を出す。2度の出産後、それぞれ約1年の産休を経て、職場に復帰した。2015年、自社のパンフレット制作に際し、仕事のやり甲斐や家庭との両立について取材を受けたことがある。あれから4年の歳月が流れた。

STORY03 WITH MY FAMILY 家族と九州タブチ。

両立することの充実感

上野悦子生産管理課に勤務し、主として組み立て現場の生産管理を担う。熱心に仕事に取り組む一方で、11年前に地元で結婚。育ち盛りの娘と息子に愛情を注ぐ。

家庭と仕事を両立させる日々に、あふれる充実感。慌ただしい暮らしの中で、ふと、立ち止まって、見つめてみた。家庭のこと、職場のこと、これからのこと。

CHAPTER.1

家族とつくる思い出

「ねえ、ねえ、どれから乗る?」
「お母さん、早く! 早く!」

子どもたちの歓声が上がる。大観衆のざわめきに負けない元気な声だ。

ハロウィンのデコレーションが施された東京ディズニーランド。2018年秋上野さんは、小学生の長女と保育園児の長男と一緒に、九州タブチの社員旅行に参加した。

上野2人とも指折り数えて心待ちにしていました。しかも想像以上に楽しかったようで、今もよく思い出話で盛り上がります。私たち親子にとって、特別な社員旅行になりました。

上野さんは、子どもたちを出来る限り社内イベントに参加させている。家族参観日やスポーツ大会など、多くのイベントを子どもたちも楽しみにしている。しかもその参加は、思わぬ喜びにもつながっていると言う。

上野一緒にふれあうことで、社員の皆さんが親近感をもってくれます。子どもが病気になったときなどは、親身になって心配してくれます。家族で参加する社員は私以外にもたくさんいて、さしずめ社員旅行は、親戚がそろって和気あいあいと出かけているような感じです。

「次の社員旅行にも連れて行ってね。」
子どもたちと、そう固く約束した。

CHAPTER.2

挑戦することの喜び

静かな教室に、答案用紙を配る音だけが響く。資格試験の真っ最中。「生産管理プランニング3級」の筆記試験だ。

上野さんは、深呼吸して心を落ち着かせると、答案用紙に鉛筆を走らせ始めた。

上野資格試験は学生時代以来で、想像以上に緊張しました。でも、せっかくこういう機会をいただいて、私なりに勉強もしてきたので、何とか成果を出したくて一生懸命でした。

週末を中心に、子どもたちが寝てから数時間、参考書とにらめっこして試験に備えた。
会社の費用負担のもと、会社の勧めでチャレンジした資格試験だったが、日増しに意気込みが強まった。

上野仕事に役立つ資格なので、もちろん真剣に臨みましたが、勉強することの面白さや何かに挑戦することの素晴らしさに気がつき、いつしか自身の楽しみとして取り組むようになりました。この歳になって、こうした経験ができるなんて思ってもみませんでした。

試験には無事合格した。そして資格が取れたこと以上に、大きな気づきがあったことが、かけがけのない財産になった。

新たな資格取得への準備も始めている。

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