0
%
萩原 小夜

2018年入社/鹿児島県鹿児島市出身/国立鹿児島工業高等専門学校卒

地元の工業高等専門学校を卒業して、20歳で九州タブチに入社した。機械の操作法をはじめ、習得するべき技術や技能は未だ多い。懸命に仕事に取り組むなか、瞬く間に過ぎていく毎日。それでも日常的に、達成感や充実感が得られていると言う。今日も、焦る気持ちを抑えて、与えられた課題と向き合う。いつか九州タブチの確かな力となることを胸に期して。

入社から1年が経ちました。振り返るとどうですか?

萩原無我夢中の1年でした。現場でさまざまな経験を積み、毎日がとても充実していました。失敗もしましたが、吸収することの多い1年でした。

高等専門学校卒と聞きました。いわゆるリケジョですね。

萩原小さいころからモノづくりに興味があって、中学のころは趣味で簡単な回路を組んだりしていました。はんだ付けなどの作業が大好きです。高専では、電子制御工学科というところで学びました。回路やプログラムについて、どちらかと言うと、浅く広く学ぶ学科です。機械の仕組みや使い方についても学びました。

その知識や技術を現在の仕事で活かしているわけですね。

萩原仕事で求められる知識や技術は高度で専門的です。新たに学ばなくてはならないことばかりです。それでも、工作機械の操作など、高専で体験していたからこそ感覚をつかみやすかったりすることもあります。そういう意味では、高専での学びが活かされています。

萩原さんが考える、モノづくりの魅力について教えてください。

萩原思い描いた物を、実物にできることです。切削加工などで、機械を開けてみて、思った通りの形に仕上がっていると、ホッとするし、達成感があります。また、九州タブチは一貫生産の会社なので、無から製品を完成させる喜びもあります。

九州タブチに入社しようと思った理由を教えてください。

萩原私は鹿児島県で生まれ育ち、ふるさと鹿児島が大好きです。早くから県内の企業に就職したいと思っていました。九州タブチのことは、学校の合同企業説明会で知りました。仕事内容に関心をもったのと、説明会での印象がとても良かったので、インターンシップに行きました。そして5日間のインターンシップを通して「ここだ!」と思いました。働きやすい会社だと実感したんです。

萩原さんが感じた働きやすさとは、具体的にどういうことですか?

萩原社員の皆さんの人柄の良さです。研修課題で分からないことがあれば、私の目線まで降りて分かりやすく教えてくれます。職場は笑いが絶えず、いつも和やかです。休み時間などは、知らない課の人も気軽に声を掛けてくれます。ひと言で言えば、アットホームと言うか、居心地がいいんです。もともと就活で一番大事に考えていたのが、周りの人たちとの人間関係でした。短いインターンシップながらも、ビビッときたんです。実はその後も就活を続けて何社か説明会に行ったのですが、九州タブチへの思いを強くするだけでした。私の中では、九州タブチが基準になっていました。

就活を通して感じたことで、後輩に伝えたいことはありますか?

萩原インターンシップや工場見学などに、できるだけ参加するべきだということです。企業説明会で得られるのは、あくまで事務的な情報です。私もインターンシップを通して、職場の雰囲気や具体的な仕事内容にふれることができました。その甲斐あって、九州タブチという正しい選択ができたのだと信じています。

研修期間で、特に印象に残ったことは何ですか?

萩原鋳造、機械加工、組み立てと、生産現場の仕事をひと通り体験させてもらったことです。製品造りの流れをしっかり確認できただけでなく、各工程を担当する皆さんの苦心や苦労にふれることができました。私の所属する生産技術課は、工作機械の改良などを通して生産現場をサポートする部署です。仕事に取り組む上で、とても良い経験になりました。

オフの楽しみがあれば教えてください。

萩原友だちとおしゃべりすることです。すぐに学生時代のノリに戻って、盛り上がります。また、1人の時間も大切にしています。家で植物に水をあげたり、愛犬と戯れたりして、のんびり過ごします。平日は覚えることがいっぱいで、頭をフル活用しているので、ゆったりした時間に癒されます。

ご自身の将来像についてイメージはありますか?

萩原今はまだ目の前の仕事で精一杯ですが、いずれ結婚したいですね。そして、結婚しても仕事は続けたいし、出産後も働きたいと思っています。実は、入社前に、九州タブチは育休がしっかり取れる会社だと聞いていました。それも入社を決める大きなポイントになりました。先輩たちを見ていると、確かにその通りなので、安心しています。

目標を教えてください。

萩原現場の皆さんの負担を減らせるような仕事をすることです。残業などの負担は、業務の難しさや大変さとも関係しているはずです。それらを軽減できる力になりたい。早くそうなれるように頑張ります。

TOP SCROLL